定価の概念
実はASEANにはあまり定価という概念がないです。
よく観光で来られた方から、「お土産さんで頑張って交渉したら半値で買えた!」とか「オマケを付けてもらった!」という話を聞きます。
実はこの手の話、ASEANでは何もお土産屋さんだけではありません。
さすがに少額の商品は難しいですが、普通のお店(デパートに入っている店だって交渉出来ることがあります)、タクシー、両替屋のレート等々、大体のものが交渉可能だったりします。
こっちにいて僕が感心したのは、公共料金、銀行の預金レートだって、実は窓口で交渉出来たりすることです。
思い切って「もう少し安くならないの?(Any more discount? Is this your best price?)」、「何かプロモーションやってないの?(Any promotion now?)」、「フリーギフトはないの?(Do you have free gift?)」と聞いてみて下さい。
結構な確率で何か出てきますよ😁
もちろん逆に見れば、その場で割引が出来るということは、販売店、カウンターの人に一定の範囲内で売値が任されているということなので、反対にふっかけられることだってあり得ますよね。
ウェブサイトで特別セールが謳われていても、実際行ってみると「プロモーションは先週末に終わった」、「外国人には適用されない」と言われたりこともあります。所謂外国人料金です(単にウェブサイトがアップされておらず、店員さんが正しいこともありますが😅)。
タクシーだったら「雨が降ったらプラス料金」、「渋滞だからチップが必要」と言われたりすることもあります。
兎にも角にも、折角のASEANです。頭の中から定価ありきという概念を振り払い、恥ずかしがらずに交渉してみて下さい!
安く買えた嬉しさもさることながら、案外交渉プロセス自体が楽しくなるかもしれませんよ🤣
以前に資産家の出張をお手伝いした時に、道中での買い物の後、資産家の方が「大分まけてもらった。タダでギフトをもらえた。交渉力すごいでしょ」と嬉しそうにお話しされてました。